1979年、寅子の裁判 所長退官セレモニーが行われた。日本初の女性弁護士となり、のちに女性初の裁判所長も務め、激動の時代を全力で走り続けてきた寅子だが、「これからは隠居生活を楽しむ」と宣言をする。しかしその矢先、雇用における男女平等についてのガイドラインを作成する「男女平等問題専門家会議」の座長を務めてほしいと依頼を受け、寅子は断り切れずに承諾してしまう。更には母校・明律大学からの頼みで、法制史ゼミの講師を担当することに…。夫・航一をはじめ、家族は呆れながらも「止まっていられない寅子」を見守っていた。そんな中、寅子は沖縄出身の学生・比嘉と出会うが、彼はある事件の容疑者として逮捕されてしまう。彼の弁護のため法廷に立つことを決意する寅子だが、事件を紐解くうちに浮かび上がってきたのは、忘れていた過去の記憶だった――。