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文久3年6月。京都・壬生浪士組屯所に記憶を失ったひとりの隊士が運び込まれる。そんな彼に手を差し伸べたのは壬生浪士組助勤・沖田総司。「あなたの名前は立川迅助ですよ」そこから始まる記憶喪失の迅助の、隊士としての日々。強烈な個性をもった隊士たちが集まった壬生浪士組は、京の人々から“壬生の狼”と恐れられながらも着実に勤皇派を取り締まっていく。しかし、壬生浪士組局長筆頭・芹沢鴨の行き過ぎたやり方を巡って隊内には徐々に不穏な空気が流れはじめる。誠の正義とは何なのか——迅助の目の前で実行される決断とは——。