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松山を訪れた道場は、俳句仲間たちとの出会いをきっかけに、ひとつの出来事に違和感を抱く。わずかな言葉の揺らぎ、ふとした沈黙――。その違和感はやがて、20年前に東京で起きた未解決事件へと繋がっていく。当時、ただ一人その事件に疑問を抱き続けていた元刑事。そして、道場に憧れ、真実を追い求める若き鑑識官。それぞれの記憶と想いが交錯する中で、埋もれていた真実が少しずつ姿を現していく。すべては、あのときの“検視”から始まっていた――。