あやかしと人間が共存する世界。優れた容姿と能力で人々を魅了するあやかしたちは、時に人間の中から花嫁を選ぶ。あやかしにとって花嫁の存在は唯一無二。一度見初めたら、生涯その花嫁だけに愛を捧げる。特にあやかしの中でも最も強く美しい “鬼”の花嫁に選ばれることは、最高の名誉と言えた。妖狐の花嫁である妹と比較され、家族から愛されず虐げられてきた柚子(吉川 愛)が出会ったのは、あやかしの頂点に立つ“鬼”だった。「見つけた、俺の花嫁――」鬼の一族の次期当主・玲夜(永瀬 廉)に花嫁として見出された柚子。突然の事態に戸惑いながらも、徐々に玲夜の不器用だけど優しいところや誠実な姿に惹かれていき、玲夜もまた、生まれながらに一族の行末を背負い、一人抱えてきた重責と孤独が柚子によって癒されていく。互いに居場所を見つけ、愛を確信していく2人。しかし、柚子が“鬼の花嫁”になったことを面白く思わない妹の花梨(片岡 凜)が、婚約者の妖狐・瑶太(伊藤健太郎)と一緒に2人を引き離そうと画策する。柚子は玲夜の花嫁として自分がふさわしいのか、そして玲夜は柚子が急激にあやかしの世界に巻き込まれてしまうことが本当に幸せなのか、不安を覚える。そんな中、玲夜の花嫁として柚子がお披露目となる舞踏会に瑶太と花梨が現れ…果たして運命に導かれた2人は、真実の愛を掴むことができるのか――