ミュージシャンを目指す高校生のヨウは、反対する親とバンド仲間の人間関係に悩み、自らの将来を決めかねていた。
ある日、交差点を歩くヨウの脳内に、ある声が響き、白い光に包まれる——。一方、宇宙に浮かぶ巡星(めぐりぼし)では、エネルギー源の「星血(ほしのち)」をめぐり長い間、戦争状態にあった国々の休戦の調停式が行われようとしていた。
しかし突如、巨大軌道デブリが落下、プルガード隊のヴィーゴが必死に対処していた。ヴィーゴを助けるべく、ロボット整備士・ラコは整備途中の機で飛び立ち、なんとかデブリを海面まで移動するが、機の損傷は激しく、ラコは意識を失ってしまう。昏睡状態のラコは、意識の中でヨウと出会う——。