第1次世界大戦後のデンマーク、コペンハーゲン。貧困から抜け出そうと必死にもがく若い工場労働者の女性カロリーネは、恋人に裏切られて捨てられたことで、お腹に赤ちゃんを抱えたまま取り残されてしまう。そんな中、彼女はダグマーという女性と出会う。ダグマーは表向きはキャンディショップを経営しているが、その裏で秘密の養子縁組機関を運営しており、貧しい母親たちが望まない子どもを里親に託す手助けをしていた。ダグマーのもとで乳母として働くことになったカロリーネは、ダグマーに親しみを感じ、2人の間には絆も生まれていくが、カロリーネはやがて恐ろしい真実を知ってしまう。