ドバイ在住の裕福なタミル人ムスリムのアブドゥル・カーリク。彼は友人の結婚式に参列するため、デリーから入国し式場に向かう。実は、彼には秘められた目的があった。友人たちと共に周到に準備したその作戦が達成される一歩手前で、彼は警察官・ダヌシュコディと遭遇する。そしてダヌシュコディに逆らうことができない状況下で、その日の晩の与党政治集会でテロ行為を行うように仕向けられ、彼は破滅する。しかしそこで、彼は同じ日の朝に引き戻される。タイムループが起きていることを理解したカーリクは、テロを止めるために必死の努力をしては失敗して朝に引き戻される。タイムループを引き起こす契機となるのは、自らの身に降りかかる災禍であることが分かっても、彼は躊躇しない。それを止めなければ、インド全体に憎悪と暴力と不正を振りまくことになるからだった。孤独な戦いを続けるカーリクの背後には何らかの大いなる力がはたらいているのか?