最強の亜寒都市カンサールを去ることになった幼いデーヴァは、降りしきる雨の中、親友ヴァラダに、「何かあれば俺の名を呼べ、必ず駆けつける」と、熱い約束を交わす。月日は流れ、カンサールでは王位継承をめぐり、各陣営が世界中から凶悪な傭兵を集めるなど、骨肉の争いが繰り広げられていた。争いに巻き込まれた若き王子ヴァラダから、助けを求められたデーヴァは、幼い時に交わした約束を守るため、超人的なパワーと頭脳、そして胸の奥にピュアな善良さと凶暴性を秘めた力をみなぎらせカンサールへと戻ってくる。 「あの男は誰にも止められない」と言われるほどのデーヴァの驚異的な強さとは…?!