1982年にポール・ワークター=サヴォイ(ギター)、マグネ・フルホルメン(キーボード)、モートン・ハルケット(ボーカル)の3人によりノルウェー・オスロで結成。1984年、デビュー曲「テイク・オン・ミー」が母国ノルウェーで3位のヒットを記録。翌1985年、アラン・ターニーによるアレンジが加えられ、再びリリースされた「テイク・オン・ミー」は全米1位・全英2位の大ヒットを記録。マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」を手掛けたスティーブ・バロンが監督を務め、アニメーションと実写を巧みに組み合わせた革新的なMVが、当時台頭していたMTVとの相乗効果もあって大きな話題を呼び、全世界的なヒットとなった。
2010年12月にノルウェー・オスロスペクトラムで開催されたコンサートを最後に解散したが、「テイク・オン・ミー」から30周年を迎える2015年に再結成が発表され、9月にブラジルのフェス“ロック・イン・リオ”へ出演したほか、6年ぶり10枚目のアルバム『Cast In Steel』をリリースした。また、2022年秋にニューアルバムのリリースを予定している。