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【テアトル・クラシックス】上流社会 Midland Cinema

ストーリー / 解説

1950年代半ばのロング・アイランドの大邸宅を舞台に、再婚しようとするセレブなお嬢様、まだ前妻に未練がありそれを阻止しようとする元夫、式を取材しに来た記者たちが入り乱れる。キャサリン・ヘプバーンが舞台・映画共に主演し大好評だった『フィラデルフィア物語』を基に、コール・ポーターの歌曲を用いてミュージカル化した。
お嬢様役グレース・ケリーにとっては、モナコ大公との結婚前最後の映画出演作品となり、彼女を取り巻く男性陣に、演技も歌も達者なビング・クロスビー(元夫)とフランク・シナトラ(記者)を配したことで、ポーターの新曲が一層引き立った。名曲として残るビングとグレースのデュエット「トゥルー・ラブ」の調べに乗せて、幸せだった頃をうっとりと思いだすグレース・ケリーが美しい。サッチモこと愛すべきジャズの大御所ルイ・アームストロングが本人役で登場し、仲間たちとの唄と演奏で映画の幕が開くのもご機嫌。監督は『イースター・パレード』と同じくウォルターズが務めた。

  • 監督
  • チャールズ・ウォルターズ
  • キャスト
  • ビング・クロスビー、グレース・ケリー、フランク・シナトラ、ルイ・アームストロング
  • レイティング
  • 指定なし
  • 制作国
  • アメリカ
  • 備考
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