生徒36人VS担任教師 狂気と絶望が暴れだす ノンストップの88分
朝。まもなく始まる学園祭の準備で慌ただしい日々を送る聖新学園高校3年C組の生徒たち。担任教師・下部に視聴覚室に呼び出された樫村怜奈ら36人は、突然、不気味な映像を見せられる。それは≪自殺催眠≫の暗示だったー。
その催眠発動(自殺)のシグナルは、全部で100種類。「遅刻をする」「スマホを使う」「涙を流す」……何気なく普段行っていた行為が死を招く。学校から出ることも、外部に助けを求めることもできない。死の暗示を解く方法はクラスメイトの死のみ。最後に生き残った者だけが、自殺催眠から逃れられるというのだ。
シグナルを発動させてしまった生徒たちが次々と壮絶な死を迎える中、その謎を明かされないまま、下部は教室の窓から飛び降り、突然の死を遂げてしまう。
絶望的な状況のもと、人間の醜い本性が次々と暴かれ、やがて、生き残りを賭けた壮絶なデスゲームへと発展していく。タイムリミットは夜明けまで。樫村は全員が生き残る方法を見つけようと、この見えない恐怖に立ち向かうがー。
催眠を解くのが先か、自分以外のクラスメイト全員の死を見届けるのが先か!?狂気と絶望のデスゲームの結末とは……!?