踊らないのに大ヒット!予測不能なブラックコメディに、全インドが喝采!騒然!ブッ飛んだ!
盲目のピアニスト、アーカーシュの誰にも言えない秘密。それは、本当はバッチリ目が見えること。芸術を追及するあまり、才能の向上を目指して盲目を装う彼は、ひょんなことから恋に落ちたソフィの父親の店でピアノ演奏を披露する日々を送っていた。
そんなある日、彼の演奏を絶賛した往年の大スター、プラモードからの演奏依頼を受けて訪ねた豪邸で、プラモードの妻シミーと、その浮気相手がプラモードを殺害したのを目撃してしまう!
死体も犯人も見えないフリで、その場を切り抜けたアーカーシュだったが、通報に駆け込んだ警察の署長こそプラモードを殺した男だった!
さらに災難は続き、盲目を疑ったシミーに毒薬を飲まされ、本当に目が見えなくなり、署長からは命を狙われて、遂には病院送りになってしまう。 追い込まれたアーカーシュは、目の手術費用を稼ぐため、病院で知り合った怪しい医者スワミたちと組んでシミーを誘拐するが、そこには裏切りと騙しあいの大騒動が待っていた!
主人公アーカーシュを演じるのは、コメディジャンルではインドの誇るスターである3大カーン(アーミル・カーン、サルマン・カーン、シャー・ルク・カーン)を超えたといわれるアーユシュマーン・クラーナー。本編にたびたび登場するピアノ演奏シーンも吹替なしで、盲目を装うピアニストという難役に挑み、軽妙なコメディセンスを披露している。
アーカーシュを災難に巻き込む悪女、シミー役は『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』など国際的な活躍をみせる名女優タブーが演じ、悪役ながらも憎めない複雑な魅力を発揮して、インド国内の映画賞では最優秀悪役女優賞を受賞している。
その他、アーカーシュの純粋な恋人ソフィに『パッドマン 5億人の女性を救った男』のラーディカー・アープテーなど日本でも馴染みのある顔ぶれが集結した。
監督は『エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ』など、スタイリッシュなエンタテインメントで評価の高いシュリラーム・ラガヴァン。
ラガヴァン監督が、2010年のフランスの短編映画L‘Accordeur(The Piano Tuner)から着想を得て製作された本作ならではの、軽やかなピアノ演奏シーンや、先の読めないストーリー展開に、あなたのこれまでのインド映画の常識は打ち破られる!