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シネマ歌舞伎 女殺油地獄 Midland Cinema

ストーリー / 解説

すれ違う情愛、届かない想いの果てに、自分を見失った青年は一瞬の心の闇へその身を投じた――。
三百年前に世間を震撼させた事件に潜む青年の孤独と寂しさ。その火種は現在も人々の心に漂う。

十代目松本幸四郎襲名披露公演が早くもシネマ歌舞伎化!
平成30年1月歌舞伎座での「壽 初春大歌舞伎」からスタートした二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎、八代目市川染五郎の高麗屋三代襲名披露。 今回は平成30年7月に大阪松竹座で行われた襲名披露公演「七月大歌舞伎」で上演された『女殺油地獄』がシネマ歌舞伎として新たに生まれ変わりました。まさに、シネマ歌舞伎における"新・幸四郎 襲名披露作品"として満を持して全国の映画館に登場します!

洗練された映像美で描き出す"新たな「女殺油地獄」"!
映画界で活躍する監督やスタッフを多数迎え、公演本番時の撮影のみではなく舞台稽古や舞台上に上がっての撮影も実施!あらゆる角度から撮影した映像で、『女殺油地獄』の世界をより深く、より鮮やかに描き出します。

あらすじ
実在の事件を基にした 若者の孤独と狂気の物語―
近松門左衛門が描く、現代にも通じる若者の心理や親の情、殺しの場面などみどころの多い世話物の名作。悲劇を引き起こす刹那的な青年の与兵衛を新幸四郎が勤めます。 油屋を営む河内屋の次男与兵衛は、放蕩三昧で喧嘩沙汰を起こしてばかり。 借金の返済に困り、親からも金を巻き上げようとし、さらに継父・徳兵衛や妹にまで手をあげる始末。見かねた母・おさわが勘当を迫ると自棄を起こして家を飛び出すのだが、借りた金の返済は迫り途方に暮れる。あてもなく彷徨う与兵衛が向かったのは同業の油屋 豊嶋屋の女房お吉のもとだった。一方、徳兵衛とおさわも、お吉を訪ね、与兵衛を家に帰るよう諭してくれと涙ながらに頼み、銭を預けて帰って行った。このやりとりを物陰で密かに聞いていた与兵衛は、その親心に涙を流し、銭を受け取るが、借金額にはまだ程遠い。もう親に迷惑はかけられないと思った与兵衛は、お吉に不義になって金を貸してほしいと迫るが、断られてしまう。 金の無心をあきらめ、それならば油を貸してほしいとお吉に頼む与兵衛だったが...。
時を告げる鐘の音が響いたそのとき、心にとりついた一瞬の闇が与兵衛をある行動へと駆り立てる――。

  • 監督
  • 井上昌典
  • キャスト
  • 松本幸四郎、市川猿之助
  • レイティング
  • 制作国
  • 日本
  • 備考
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