突如家族を失う絶望の中で誰もが願う“甦らせる”という禁断のテーマを、主演・製作のキアヌ・リーブスとプロフェッショナルな製作陣とがタッグを組み描いた本作。キアヌの妻役には『スター・トレックイントゥ・ダークネス』のアリス・イブ、研究プロジェクトの上司役には『キングコング:髑髏島の巨神』のジョン・オーティスらが参加し脇を固める。
製作には『トランスフォーマー』『RED』『MEGザ・モンスター』のロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラや、『パッセンジャー』などアクションの傑作を生み出してきたメンバー、そして『ジョン・ウィック』で製作総指揮を務めたキアヌ本人も名を連ねるという気合いの入りようだ。監督には『デイ・アフター・トゥモロー』で脚本を手がけたジェフリー・ナックマノフが、SFアクション大作に臨む。
神経科学者ウィリアム・フォスターは人間の意識をコンピュータに移す実験を今にも成功させようとしていた。しかし、突然の事故で家族4人を失ってしまい、タブーを犯す決断をする。彼は家族の身体をクローン化し、意識を移し替え、完璧なレプリカとして甦らせることに成功したのだ。ただし、彼らの記憶を少し改ざんして―。
家族と幸せな日々を送ろうとするウィリアムだが、研究を狙う政府組織が、サンプルとして家族を奪おうと襲い掛かる。