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轢き逃げ 最高の最悪な日 Midland Square Cinema Midland Cinema

ストーリー / 解説

30年来の夢であった”タップダンス”を題材にした映画「TAP-THE LAST SHOW-」で圧巻のダンス映像と深い人間洞察からくる演出で、監督として確かな一歩を踏み出した水谷豊。
監督2作目は、一転、他人には見せる事のない”人間の心の奥底にあるもの”に切り込んでいく。

監督のリアルな配役への拘りから主演の2人中山麻聖・石田法嗣をオーディションで選び、若手注目株の小林涼子・毎熊克哉も参加。檀ふみ、岸部一徳のベテラン勢らとともに、予測不能のサスペンスから深い感動へと観る者を連れ去る、エンターテインメントの最前線に50年以上たち続けている水谷豊が挑む「新たなる世界」が生まれようとしている。

眩しい光に包まれた初夏の朝、海の見える狭い坂道で、事件は起きた。

異国情緒漂う地方都市で、大手ゼネコン・城島建設に勤める若きエリート・宗方秀一はいつになく焦っていた。3日後に控えた結婚式の打ち合わせのため、城島建設副社長・白河の一人娘で、婚約者の早苗がホテルで待っている。式の司会を務める、学生時代からの親友で同僚の森田輝を乗せて、不慣れな抜け道を加速していく秀一の車。路地裏にある喫茶スマイルの角を曲がった時、若い女性を撥ねてしまう!……「誰も見てない」。輝の囁きで、車を急発進させた秀一。その場から立ち去った二人は、早苗の元へ向かう。
打ち合わせを終えて帰宅した秀一と輝は、夕方のTVニュースで、轢き逃げした女性・時山望の死亡を知る。翌朝、怯えながら出社した二人には、反目する専務一派のいつもの嫌みに構う余裕もない。何者かからの脅迫を受けるも、秀一の結婚式は無事に終わる。
秀一が人生最高の日を迎えていた時、轢き逃げ事件で突然一人娘の望を失った、時山光央・千鶴子夫妻は、最悪の日々を過ごしていた。“秀一と輝が逮捕された”という知らせを受けたところで、娘が帰ってくるわけではない。なんとか日常を取り戻そうと耐える両親は、望の遺品返却に訪れた二人組の刑事、柳公三郎と前田俊から意外な質問を受ける。「遺品の中に携帯電話が見当たらなかったんですが……」。娘の部屋を探したが携帯は見つからず、引き出しにあった日記から、事件当日の望の行動が明らかに。微かな違和感を抱いた時山は、娘の仕事仲間や友人に会いに出かけていく。
自分の内に潜む衝動から魔的な行動に出てしまい、己の罪深さに苛まれる秀一。準抗告で釈放された輝に接触を試みた時山も、やりきれない思いが募るばかりだった。やがて新緑の美しい頃、複雑に絡み合う事件に巻き込まれてしまった人々は、予想だにしなかった真相に辿り着き、そして、それぞれの“これから”を見つけ出そうとする。

  • 監督
  • 水谷豊
  • キャスト
  • 中山麻聖、石田法嗣、小林涼子、毎熊克哉、水谷豊、檀ふみ、岸部一徳
  • レイティング
  • 指定なし
  • 制作国
  • 日本
  • 備考
  • (C)2019映画「轢き逃げ」製作委員会
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