巨匠ポール・シュレイダーが構想50年の末に完成させた“いま”を射抜く渾身作!
ニューヨーク州北部の小さな教会「ファースト・リフォームド」。牧師のトラーは信徒のメアリーから相談を受ける。
彼女の夫が地球のが環境問題を思い悩むあまり、出産に反対しているというのだ。夫の説得を試みるトラーだったが、逆に教会が汚染企業から間接的に献金を受けている事実を知ってしまう。
悩めるトラーは、やがてある決意をする。彼の聖なる願いと魂の行き着く先は…
『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『ザ・ヤクザ』などの傑作を手掛けた脚本家として知られ、監督としても『アメリカン・ジゴロ』などの映画史に残る傑作を生みだしてきた、ポール・シュレイダー。ハリウッドの巨匠が実に構想50年の末に完成させた渾身作が『魂のゆくえ』だ。