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クレイジー・フォー・マウンテン Midland Cinema

ストーリー / 解説

ドキュメンタリーとしてNo.1ヒットを記録!

『クレイジー・フォー・マウンテン』はオーストラリア室内管弦楽団と『Sherpa』(15)で英国アカデミー賞にノミネートされた女性監督ジェニファー・ピードンの、映画と音楽のユニークなコラボレーション。
山に対する我々の飽くなき執念を目の眩むような映像で掘り下げ、山を愛する人に捧げた、地球上で最も美しい風景を描いた壮大なるオデッセイ。
山が持つ絶対的な魅力、そして私達の人生と夢を形作り続けるパワーを映し出し魅了する。第61回ロンドンフィルムフェスティバルで高い評価を受け、2017年9月に劇場公開されたオーストラリアではドキュメンタリー映画としてNo.1のヒットを記録。
本作は、脚本を担当した作家ロバート・マクファーレンの著書「Mountains of the Mind」をもとに構成され、人はなぜ山に登るのか、そしてなぜ山を愛するのか、の理由に迫る。
登山の歴史を紐解きながら世界各地の名峰をたどり、エクストリームスポーツとしての山に至るまで、幅広く山への憧憬をうたった映像叙事詩だ。
ナレーションを務めるのは名優ウィレム・デフォー。


圧倒的に美しい山岳映像の数々

『MERU/メルー』(15)の撮影も担当した山岳撮影の第1人者、レナン・オズタークの協力のもと、多彩なフッテージ映像を使いながら、世界各地に広がる数々の難峰や名所を見せてくれる。
ジェニファー・ピードン監督の前作『Sherpa』で描いたヒマラヤ山麓の映像や、エベレスト、モンブラン、メルー、アマ・ダブラムなどクライマー憧れの山映像がふんだんに使われており、
世界各地のロケーションは、カナダ、フランス、日本、ネパール、パキスタン、スイス、チベット、アメリカなど22か国に及ぶ。


クラシックの名曲との融合

ジェニファー・ピードンと、オーストラリア室内管弦楽団の芸術監督リチャード・トネッティが中心となり、アメリカに本拠を置く、イギリス人作家ロバート・マクファーレン、アメリカ人俳優ウィレム・デフォーが関わった国際色豊かなコラボレーション。
できあがった映画は、美しい山岳映像と、ヴィヴァルディ「四季」、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」やショパン、グリーグの名曲とが共に類い希な芸術性を漲らせている。


山に挑戦し続ける人間を描く

なぜ今、数百万もの人々が、山に惹かれるのか?なぜ、時に命さえも懸けて挑戦してきたのだろう?
かつてはそこに近づくことさえ恐れ多いという畏敬の対象であった高山。20世紀半ばにエベレストが征服された頃から人類は山頂制覇への挑戦を続けてきた。
山々は、克服すべき困難―恐怖心が生死のぎりぎりまで、あるいは生死の向こう側まで人を追いやりかねない場所と見なされていた。
しかし、今日ではレクリエーションの舞台となり、公園として、スポーツとして管理され、商品化されている。
そうした人類の山に対しての考え方や挑戦のアプローチの変遷から、今の私たちと山のあるべき関係を静かに諭してくれる。
世界遺産の富士山をはじめてとして夏山シーズンには数多くの登山家、愛好家がまた山をめざす。
世界有数の山好きの日本人に送る究極の「山」映画。

  • 監督
  • ジェニファー・ピードン
  • キャスト
  • レイティング
  • 指定なし
  • 制作国
  • オーストラリア
  • 備考
  • (C)2017 Stranger Than Fiction Films Pty Ltd and Australian Chamber Orchestra Pty Ltd
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