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鈴木家の嘘 Midland Square Cinema

ストーリー / 解説

私たちは、母の笑顔を守るため、嘘をつきました。  それは、悲しみを乗り越えるための優しい嘘。ユーモアたっぷりに家族の再生を描く感動作。

鈴木家の長男・浩一がある日突然この世を去った。母・悠子はショックのあまり意識を失ってしまう。
浩一の四十九日。父・幸男と娘の富美は、名古屋で冠婚葬祭会社を経営する幸男の妹・君子、アルゼンチンで事業を始めたばかりの悠子の弟・博とともに、意識を失ったままの悠子の今後について話し合っていた。そんな中、悠子が病室で意識を取り戻す。慌てて幸男、富美、君子、博が病院に駆けつけると、彼らの姿をみて驚きながら、悠子が尋ねる。
「浩一は?」
思わず目を見合わせる4人。そこで富美はとっさに「お兄ちゃんは引きこもりをやめてアルゼンチンに行ったの。おじさんの仕事を手伝うために」と嘘をつく。「お父さん、本当?」と感極まった様子の悠子に、幸男は「ああ」と返すしかなかった。
母の笑顔を守るべく、父と娘の奮闘が始まった。父は原宿でチェ・ゲバラのTシャツを探し、娘は兄になりかわって手紙をしたためるなど、親戚たちも巻き込んでのアリバイ作りにいそしむ。
そんななか、博がアルゼンチンの事業から撤退することが決まった。母への嘘の終わりが近づいていたー

鈴木家の家長・幸男役に岸部一徳、母・悠子役に原日出子、引きこもりの長男・浩一役に加瀬亮が扮し、いずれも見事な演技を披露するほか、瀬々敬久監督作『菊とギロチン』で主演の女力士を演じ注目された新星・木竜麻生が長女・富美を演じ、瑞々しい輝きを放つ。
そのほか岸本加世子や大森南朋ら演技派が個性的なキャラクターの親族を魅力的に演じ、画面を明るく彩る。

  • 監督
  • 野尻克己
  • キャスト
  • 岸部一徳、原日出子、木竜麻生、加瀬亮、吉本菜穂子
  • レイティング
  • PG12
  • 制作国
  • 日本
  • 備考
  • (C)松竹ブロードキャスティング
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