覆面作家集団「GoRA」が原作、GoHandsがアニメーション制作を担当し、2012年にテレビシリーズが放送された人気アニメ「K」の劇場版。
小説や漫画で発表されたストーリーなど、7つの物語を順次アニメ化して公開する「K SEVEN STORIES」のエピソード4で、八田美咲と伏見猿比古の中学生時代を描く。
中学で仲間外れにされていた八田美咲は一匹狼の同級生・伏見猿比古に興味を持つ。伏見の屈折した性格形成には空虚な家庭環境と、エキセントリックな父・仁希の影響があった。
八田は持ち前の明るさとガッツで伏見との友情を築き、やがて伏見が心を許す唯一無二の存在となっていく。
「小さな世界」でくすぶっていた、ただの中学生だった二人が、ドレスデン石盤の力が蠢く激動の世界へと足を踏み入れるまでの物語―