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リバーズ・エッジ Midland Square Cinema

ストーリー / 解説

短い永遠の中で、何を見つけるのだろう  欲望と焦燥の中で生きる、衝撃の青春ストーリー!

若草ハルナは、彼氏の観音崎が苛める山田を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ放置された<死体>を目にする。
「これを見ると勇気が出るんだ」と言う山田に絶句するハルナ。
さらに、宝物として死体の存在を共有しているという後輩でモデルのこずえが現れ、3人は決して恋愛には発展しない特異な友情で結ばれていく。
ゲイであることを隠し街では売春をする山田、そんな山田に過激な愛情を募らせるカンナ、暴力の衝動を押さえられない観音崎、大量の食糧を口にしては吐くこずえ、観音崎と体の関係を重ねるハルナの友人ルミ。
閉ざされた学校の淀んだ日常の中で、それぞれが爆発寸前の何かを膨らませていた。
そうした彼らの愛憎や孤独に巻き込まれ、強くあろうとするハルナもまた、何物にも執着が持てない空虚さを抱えていた。
そんなある日、ハルナは新しい死体を見つけたという報せを、山田から受ける…

繰り返されるリアルなセックスと暴力、日常を生きることの違和感といった、若者たちの心の揺らぎを描いてきた岡崎京子。
雑誌「CUTiE」で1993〜94年にかけて連載された彼女の代表作「リバーズ・エッジ」は、 若者たちのどうしようもない欲望と孤独や生きることにもがく姿を鮮烈に描き出し、今なお青春漫画の金字塔として時代、世代を超えて熱狂的な支持を集める。
その伝説的名作の発表から20年以上の時を経てついに、豪華キャスト&スタッフのもとに映画化される!
自由に生きようとする女子高生・若草ハルナを演じるのは、圧倒的な存在感と演技力で、20代の女優の中で唯一無二の光を放つ二階堂ふみ。執拗なイジメに遭い、河原の死体を心の拠り所にしているゲイの山田役には、吉沢亮。話題の映画への出演が続く彼が、ミステリアスな役柄を好演し、新たな魅力を開花させている。
監督は、『世界の中心で、愛をさけぶ』、『ナラタージュ』など恋愛映画の大作を手掛ける傍ら、 『GO』をはじめ、『パレード』、『ピンクとグレー』といった、若者たちの感情やゆらぎ、ひずみを浮き彫りにする青春映画も多く生み出してきた行定勲。

  • 監督
  • 行定勲
  • キャスト
  • 二階堂ふみ、吉沢亮、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、森川葵
  • レイティング
  • R15+
  • 制作国
  • 日本
  • 備考
  • (C)2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
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