アメコミ映画の常識を突き破った過激な世界観に全米が騒然!ヒュー・ジャックマンが全身全霊を捧げた、“最後のウルヴァリン”
すでにミュータントの大半が死滅した2029年。長年の激闘で心身ともに疲弊したローガンは、もはや不死身の存在ではなかった。
超人的な治癒力が衰え、生きる目的すら失った彼は、雇われのリムジン運転手として日銭を稼ぎ、メキシコ国境近くの廃工場でひっそりと暮らしていた。
その廃工場には、衰弱しきってスーパーパワーを制御できなくなったチャールズ・エグゼビアと、太陽光のもとでは生きられないミュータントのキャリバンもいた。
そんなある日、ローガンはヒスパニック系の看護師ガブリエラから思いがけない頼みごとを持ちかけられる。ローラという謎めいた少女をカナダに国境を接するノースダコタまで送り届けてほしいというのだ。
しかし、それは新たな災いの始まりだった。図らずもローラを保護することになったローガンは、子供たちを利用しておぞましい実験を行っているトランシジェン研究所が放った冷酷非情な男・ピアースの襲撃を受ける。その目的は、ガブリエラによって研究施設から連れ出されたローラを奪い返すことだった。
辛くもピアースの包囲網を突破し、廃工場から逃走したローガン、ローラ、チャールズはノースダコタを目指して車での旅を始める。あどけない外見からは想像もつかない戦闘能力を持ち、ローガンにそっくりの特徴を備えたローラは、彼とどんな繋がりがあるのか。
やがて研究所の邪悪な遺伝子学者ドクター・ライスが差し向けた最強の敵が迫る中、ローガンはミュータント最後の希望が託されたローラを守るため、命がけの闘いに身を投じていく・・・
野性味あふれる風貌、アダマンチウム合金の爪であらゆるものを切り裂くアクション、そして内に秘めた熱き激情。大ヒット・シリーズ『X-MEN』において最高の人気を誇る“ウルヴァリン”ことローガンの《最後》。
少女を守るため、孤高のヒーローは死力を尽くす。