罪を重ねて、愛に溺れて、心を殺して、
警察の息子からギャングへ。アメリカン・ドリームを掴むため男が背負った代償とは-
舞台は1920~30年代の禁酒法時代のアメリカ。主人公のジョーは、ボストン警察の幹部を父親に持ちながら、仲間と強盗を繰り返していた。街では2大勢力のギャングが対立していたが、誰にも支配されたくないジョーは組織に入る気などなかった。
ところが、一方のボスの愛人エマと恋におちたことから、ジョーの人生は激変する。夢と野望を叶えるため、彼にはギャングとしてのし上がる道しか残されていなかった─
本当にあった奇想天外な事件を映画化し、アカデミー賞®作品賞を始め数々の賞に輝いた『アルゴ』。絶賛の嵐のなか、監督のベン・アフレックは、"ポスト・イーストウッド"と呼ばれるようになる。あれから5年、その栄誉ある称号を証明する会心の最新作が遂に完成した。
ジョーには、自ら主演を務めるベン・アフレック。どんなに高い代償を払っても信念を守ろうとする"高潔なダークヒーロー"を演じきった。エマには『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラー。その他、『マレフィセント』のエル・ファニング、『アバター』のゾーイ・サルダナなど今最高に華やかな女優が顔を揃えた。