君がつらい時、僕は歌う その悲しみが消えるよう 「ロックの父」と呼ばれ、29歳でこの世を去った伝説のシンガーの光と影
1944年、アメリカ・アラバマ州。ハンク・ウィリアムスは愛する女性オードリーと結婚し幸せな生活を送っていた。
ハンクはシンガーとして成功するが、オードリーもまた、シンガーとしての夢を諦められずにいた。そんな想いが家庭に不穏な雰囲気を漂わせていたが、二人の間に息子が生まれ彼らの人生は再び希望に満ち溢れる。
しかしハンクは、音楽活動が順調に進むにつれ家族との溝が深まり、その淋しさを紛らわせるために他の女性やアルコールに逃げてしまう日々を送っていた。シンガーとして優等生であることを求めるレコード会社と父親が必要な家族。翻弄されながらも、ありのままの自分であろうとするハンクは、その想いを歌に込めた―
“ロックの父”と称される伝説のシンガー、ハンク・ウィリアムスを演じるのは、『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』のロキ役でブレイクしたトム・ヒドルストン。現在“最も英国に愛される俳優”と呼ばれている。
第二次世界大戦後、人々が悲しみや辛い思いに暮れる中、明るい曲調のカントリーミュージックでその全てを代弁し、時代に希望の光を差したハンク・ウィリアムス。デビューから6年、29歳という短い人生で手に入れた名声とその代償として失った大切なもの。光と影に翻弄される一人の男の知られざる物語と優しい歌声が今、あなたを感動で包み込む。