構想10年、制作8年―スタジオジブリ最新作が、フランスからやって来る!
嵐の中、荒れ狂う海に放り出された男が九死に一生を得て、ある無人島に辿り着いた。
必死に島からの脱出を試みるが、見えない力によって何度も島に引き戻される。絶望的な状況に置かれた男の前に、ある日一人の女が現れた―
2000年に公開された『岸辺のふたり』は、わずか8分間という短編にもかかわらず、父娘の愛おしい絆を丹念に描き、世界中を静かな感動で包み込んだ。同作を観たスタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーの、「この監督の長編を見てみたい」という気持ちが本作の出発点となった。
圧倒的なアニメーションの表現力で描く本作は、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にて特別賞を受賞。この秋はフランス発スタジオジブリ最新作が日本中を席巻する!