少年のひたむきな想いと大きな愛は、遠く戦場の父親へと届くのだろうか…小さな町に起きた奇跡の物語
第二次世界大戦下、アメリカ西海岸の小さな町。8歳の少年ペッパーは町の誰よりも背が低く“リトル・ボーイ”とからかわれていた。数少ない楽しみは、唯一の“相棒”である父親との時間。
しかし、その父が徴兵されることに。一度は絶望したペッパーだったが、町の司祭とその友人である日系人・ハシモトの力を借りて、戦場からの“父親奪還大作戦”が始まった! 少年の一途な想いは、海を越えて父親へと届くのか。
メキシコ出身の新鋭監督アレハンドロ・モンテベルデが、アメリカ人の少年と日系人との友情を通じて描く戦争へのメッセージ。
町のはずれ者同士が人種や年齢を超えた友情を紡ぎ、人を許すことが世界に平和をもたらすのだということに改めて気づかせてくれる。