団地 Midland Cinema

ストーリー / 解説

団地ってオモロイなぁ…噂のコインロッカーや
映画賞を総なめにした傑作『顔』のコンビが贈る妄想としゃべくりのハーモニー!

大阪近郊にある、古ぼけた団地。昭和の面影を残すその一角で、山下ヒナ子は夫で元漢方薬局店主の清治とひっそりと暮らしていた。半年ほど前に店を閉め、引っ越してきたばかり。腰は低いがどこか世を捨てた雰囲気に、住民たちは好奇心を隠せない。
調子のいい自治会長の行徳と、妻で“ゴミ監視役”の君子。クレーマーで次期会長を狙う吉住に、暇を持て余した奥さま連中。ときおり訪れる妙な立ち居振る舞いの青年・真城だけが、山下夫妻の抱えた過去を知っていた─
そんなある日、些細な出来事でヘソを曲げた清治が「僕は死んだことにしてくれ」と床下に隠れてしまう。夫の姿が団地から消えても、淡々とパートに通い続けるヒナ子の言動に、隣人たちの妄想は膨らむばかり。「もう殺されてると思う…」一人がつい口にしてしまった言葉をきっかけに、団地を覆った不安は一気にあらぬ方向へと走りだして…

生真面目でちょっと不器用な主人公・山下ヒナ子を演じるのは、もちろん藤山直美。自らを舞台役者と思い定め、映画の世界からは長く遠ざかってきたが、今回は「阪本監督が撮ってくれるなら」と久々にスクリーンへの復帰を決意。
ヒナ子の旦那・清治には、これまでも『顔』を筆頭に多くのドラマや映画で藤山と共演してきた名優、岸部一徳。

  • 監督
  • 阪本順治
  • キャスト
  • 藤山直美、岸部一徳、石橋蓮司、斎藤工
  • レイティング
  • 指定なし
  • 制作国
  • 日本
  • 備考
  • (C)2016「団地」製作委員会
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