

12月19日(金)より、いよいよ開幕する『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2025/26』。世界最高峰のバレエとオペラの魅力に満ちた至福の時間を、是非映画館の大スクリーンでご堪能ください!
【全9演目と公開日】※1週間限定公開※
■ロイヤル・オペラ『トスカ』:2025年12月19日(金)~12月23日(水)※5日間となります
■ロイヤル・バレエ『リーズの結婚』:2026年1月16日(金)~
■ロイヤル・バレエ『シンデレラ』:2026年2月13日(金)~
■ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』:2026年2月20日(金)~
■ロイヤル・オペラ『椿姫』:2026年4月3日(金)~
■ロイヤル・バレエ『ウルフ・ワークス』:2026年5月15日(金)~
■ロイヤル・バレエ『ジゼル』:2026年5月29日(金)~
■ロイヤル・オペラ『ジークフリート』:2026年6月26日(金)~
■ロイヤル・オペラ『魔笛』:2026年7月3日(金)~
■チケット料金■
一般・シニア:3,700円 学生・小人:2,500円(税込)
※プレミアムシートは別途800円頂戴します。
※特別上映につき、各種割引・各種引換券・株主優待券・各種招待券・各種クーポンはご利用できません。
■チケット販売■
【PC・スマートフォン】ご鑑賞日の3日前 AM11:00より販売開始
【劇場窓口・自動券売機】ご鑑賞日の2日前 劇場オープンより販売開始
【バレエ演目】
■『リーズの結婚』(原題:LA FILLE MAL GARDÉE)
■『シンデレラ』(原題:CINDERELLA)※再上映
■『くるみ割り人形』(原題:THE NUTCRACKER)
■『ウルフ・ワークス』(原題:WOOLF WORKS)
■『ジゼル』(原題:GISELLE)
新シーズンでバレエ作品のオープニングを飾るのは、ロイヤル・バレエならではのレパートリー作品『リーズの結婚』。田園を舞台にした明るくチャーミングなラブコメディで、愛らしいポニーや被り物をした雄鶏、木靴の踊りも登場する。冬の風物詩『くるみ割り人形』は、チャイコフスキーの不朽のメロディに、クリスマスの夢と魔法が詰まったファンタジックなプロダクションが加わり、家族連れにも大人気の作品。そして、鬼才ウェイン・マクレガーの振り付けで大評判となった『ウルフ・ワークス』が初演以来の登場となる。本作は、作家ヴァージニア・ウルフの代表的な3作品からインスピレーションを受けて創作された。彼女の作品とともに、その人生のさまざまな変転を深く描き、斬新さと美しさが同居する現代バレエの傑作だ。続いては、ロマンティック・バレエの永遠の名作『ジゼル』。ジゼル役は演技力が試される難役として、バレリーナにとっての「ハムレット」とも称されるドラマティックな大役だ。今回は日本が生んだプリマ・バレリーナ、高田茜が挑戦する。そして、昨シーズンでも大好評につき延長上映となるなど、長きにわたり愛されてきた『シンデレラ』のアンコール上映も決定。日本出身の金子扶生がシンデレラ役を演じ、その高い技術と健気な演技が絶賛されている。毎年おなじみの名作から、久しぶりに帰ってきた愛すべき作品、そして最先端のコンテンポラリーまで、バラエティに富んだラインナップをお楽しみいただきたい。
【オペラ演目】
■『トスカ』(原題:TOSCA)※新演出
■『椿姫』(原題:LA TRAVIATA)
■『ジークフリート』(原題:SIEGFRIED)※新演出
■『魔笛』(原題:THE MAGIC FLUTE)
そしてオペラ作品の開幕は、今シーズンよりロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督に就任したチェコの指揮者ヤクブ・フルシャと、当歌劇場オペラ監督のオリバー・ミアーズが演出した新演出の『トスカ』が登場。「歌に生き、恋に生き」「妙なる調和」「星は光りぬ」など美しい音楽と、嘘や嫉妬、陰謀によって悲劇へと突き進む恋人たちの運命をスリリングに描く。現代最高のスーパースター、アンナ・ネトレプコとカナダの名バリトン、ジェラルド・フィンリーや、1994年生まれの若きイタリア系英国人テノール、フレディ・デ・トマーゾなど注目キャストも見どころの一つだ。続いては、名アリアに彩られたヴェルディの傑作を、エルモネラ・ヤオ主演で贅沢に上演する極上のオペラ『椿姫』。美貌のアルバニア人ソプラノ、エルモネラ・ヤオが演じるヒロインが必見である。「乾杯の歌」「花から花へ」「プロヴァンスの海と陸」「過ぎし日よ、さようなら」「パリを離れて」など名旋律が満載で、パリ社交界の高級娼婦ヴィオレッタの愛と自己犠牲には誰もが涙するだろう。ワーグナーの楽劇四部作『ニーベルングの指環』の三作目となる『ジークフリート』は、ニーベルング族のミーメに育てられたジークフリートが、大蛇となった巨人族のファーフナーを倒して世界を支配する力を持つ指環を手に入れ、岩山に眠るブリュンヒルデを目覚めさせる物語。初登場となるアンドレアス・シャーガーと、ピーター・ホーレという二人のベテランテノールの丁々発止の競演が見ものである。今シーズンの終わりを飾るのは、さらわれた美しい姫を救出に向かう王子の冒険ファンタジーが楽しめる『魔笛』。モーツァルトが生涯最後に完成させたオペラを指揮するのは、目覚ましい活躍を見せるフランスの女性指揮者マリー・ジャコ。全ての主要人物にアリアや重唱があり、冒頭の序曲から彼女がどのように音楽を牽引していくのか必見である。人気オペラが勢ぞろいする新シーズンは、演劇の国ならではのドラマティックな演出と、人気と実力を兼ね備えた歌手によるパフォーマンスにぜひご注目いただきたい。